Monday, February 27, 2006

KOKORO『心』

(この記事はメインblogのSeasons for Reasonsおよび「いいもの紹介blog」In Tutto Il Mondo〜世界中で〜の掲載文です。)

本日は、念願叶ってようやく足を運ぶことのできたイタリアはミラノ郊外のSesto San Giovanni(セスト・サン・ジョバンニ)にある日本食レストラン「心(KOKORO)」さんのご紹介です。

実は、海外らいふ〜イタリア編〜 31th July 2005〜にも名前は登場していただいていました。

私が初めてイタリアを訪れた数年前に、お店の前を通って以来ずっ〜と行ってみたかったのですが、イタリアに来る時はバタバタしていてなかなかお食事の機会に恵まれなかったのです。
名前が「心」と名付けるセンスのある方なら、きっと「良いレストラン」に間違えない!と確信しておりました。

そして、ようやく義理姉と兄を連れて行って参りました。

私のつたないイタリア語で予約を入れた時に丁寧に応対してくださったご主人様と東京出身の素敵な奥様が、大忙しで切り盛りされているレストランです。

店内は非常に落ち着いていて、シンプルでかつお洒落なデザイン。また、さりげなく飾ってある素敵なお着物、帯、のれん、傘などの日本美が非常に引き立つ内装です。
カウンターバーの足下にはこんな素敵な石庭が…。本当に隅々まで素敵なんですよ、このお店。

コースメニューの前菜です。こうした100%Giapponeseは初めての義理姉&兄は大喜びでした。(ちなみに姉はお箸と大格闘の末、なんとか食べ終わりました。)

ネタも新鮮、しかも大きい!また、盛りつけにも気を配っていらっしゃる所が分かりますね。

私と「働き者」さんは、うな丼と天ぷら盛り合わせ、天ぷらうどん、チキンカツのおろし煮をオーダーいたしました。
ボリュームのあり、おなかいっぱい。みんな大満足でございました。
お皿の1つ1つも「和」で美しく統一され、周囲のお客様はイタリア人でも、なぜか故郷の料理屋さんにいるかのような気持ちでした。

デザートはお店特製のケーキ。抹茶をとり入れたdolceは「和と洋の融合」でした。

飲み物にはキリン、サッポロビールの他、焼酎、日本酒も。日本酒のリストには新潟の吟醸、熊本の美少年などを始め、なかなかこだわっていらっしゃる様子がうかがえました。

この日、雨にも関わらずお店は超満員。お二人でホールを切り盛りされていて、本当にお忙しそうでした。
次から次に入ってこられるお客様も常連さんのようで、仲良くご挨拶をされている姿がまた素敵でした。

ちょうど隣の席には、この日、日本食を食べるのが初めて…という中年のカップルがいらっしゃいました。「何を食べたらいいのか分からない…」というお客様にも丁寧に説明をされ、お客様の好みに沿うように「心」のご主人様が対応されていました。

奥様も大忙しの中、度々手を留めて声を掛けてくださり、なんとも心配りのありがたいレストランでございます。

実に3年越しの想いが叶って行けた甲斐がありました!
この日はお店を出る直前に嬉しい発見も…。実は奥様と私の名前が同じだったんです。

この日はあまりに浮かれてお店を後にしたので、外観の写真を撮り忘れました…。
カーナビをお持ちの方は見つけやすいと思いますが、車以外ですとメトロのSesto Rondo(1番線)から頑張って歩いて頂くか、1番線の終点Sesto FSからタクシーをお使いいただいた方が無難だと思います。
お店の入り口には大きく「心」と書いてありますので、すぐ分かると思います。
夜になりますと、ライトで窓際を美しくライトアップされていて素敵ですよ。
ぜひ、ミラノ周辺へお出での際は「心/KOKORO」さんへ足を運んでみてはいかがでしょう。
ランチメニューもありますよ。

RISTORANTE GIAPPONESE/和食レストラン
"KOKORO" 『心』

Via Picardi, 234
20099 Sesto San Giovanni (MI)

(Media Worldの近くです。)念のためmappy.itの地図にリンクしています。
Via Picardi, 234周辺地図

tel:+39 (0)2 2247 0793

Chiuso: Lunedi (定休日:月曜)

*Need a ride? Taxi information/ミラノ周辺でのタクシーについてのLink
www.milanostyle.com


Wednesday, January 25, 2006

Seasons for Reasons


Seasons for Reasonsにその後のブログは掲載中です。

Saturday, November 12, 2005

タクシー

ミラノの街は霧が濃い日々です。
冬になると大気の流れが変わるため、スモッグが上空を覆います。

で、この問題に取り組むべくミラノ・ベルガモ市辺りでは
「日曜日の自家用車利用全面禁止」
明日は日曜日…午前8時から午後8時まで、タクシーや公共交通機関(バスしかないけど…)以外の
乗り入れは一切禁止。

警察に止められればもちろん罰金…。
なので、明日は空港に行くためにもタクシーを予約しなければいけません。
なんせ、ミラノで流しのタクシーなんてほとんど見たことありませんから…。

どこの大都市でもタクシーは列をなすほど走っていますが、なぜかイタリアは例外?
どうやらこのタクシー過少の問題はイタリアの「法律」が問題のようです。

イタリアではタクシー会社の新規参入には膨大な費用と複雑な手続き(いつものごとく…)がかかるらしく、だれもタクシー業に手を出したがらないのが実情のようです。

数年前、日本のタクシー業界では法律の改正により価格自由化が始まり、競争が一層激しくなっています。
都市圏・関西にお住まいの方はご存知かと思いますが、「MKタクシー」は低い価格で行き届いたカスタマーサービスを提供することで一躍注目を集めました。
この会社では「陸のパイロット」をモットーとした、低価格、安全かつ質の良いサービスを提供するタクシー/ハイヤー業を目指しているそうです。
(私達もMKタクシーが参入している地域では利用させてもらいます。)

さて、タクシーと言えば多くの観光客にとって、あるいは初めて訪れた場所を移動するためのありがたい存在だと思います。
しかしながら、お国によってはタクシーの利用に注意しなければならない場合も多く、それぞれのお国事情の反映でしょうか…。

これまでいろいろな国でタクシーを使いましたが、メキシコだけは「流しのタクシー」を利用しませんでした。これは万が一の「誘拐」を避けるためです。また、誘拐だけではなく強盗などにも巻き込まれる可能性が高くなる…と言われました。もちろん、流しのタクシー全てが危ないわけではありませんから、何とも言えません…が、少なくとも現地の人間ではないと分かる私たちの場合は避けた方が良さそうです。

さて、本題のイタリア…。他にもタクシー業の規模が小さい理由があります。
それは「タクシーに乗ってお金を払うと高くつくから、自家用車を使う。」という考えが根強いこともあるそうです。タクシーに乗らず自家用車を使う人ばかりだと必然的にタクシー業というビジネスの必要性は低下しますから、成長する産業ではなくなります。

しかしながら、冬のあいだ実施される「日曜日の自家用車利用全面禁止」が続く限りはこのタクシー業界も恩恵を受けられることでしょう。

ミラノの日曜日。もともと数の少ないタクシーに利用者が殺到しては予定通りに事が進みませんから、予約が必要なのです。

Friday, November 11, 2005

New Site.

スイス1日滞在の後、イタリアへ戻りました。
来週からはまた別の国へ行きます。
今後はSEASONS FOR REASONS http://seasons4reasons.blogspot.com
にて、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
なお、引き続き海外らいふ〜スイス編〜ならびに海外らいふ〜イタリア編〜は滞在時に更新する予定でございます。
今後ともよろしくお願いいたします。

Thursday, September 01, 2005

We are in South America. 現在、南アメリカです。

We are in South America. Visit our new site about South America.
現在、南アメリカにいます。新しい「海外らいふ〜南米編〜」もよろしくお願いします。
Link:

  • 海外らいふ〜南米編〜/La Felice Vita in South America
  • Friday, August 12, 2005

    ではまたスイスへ。

    イタリアにて家族と久々の時間を過ごし、スイスへ移動したのは8日。
    20時25分発のCISALPINOはRHO駅での列車事故で結局2時間遅れ。Vevey到着は深夜1時半。
    では、またスイス編でお会いしましょう。

    Il Matrimonio.

    DSCF0740


    8月4日の挙式。

    We would like to say thank you to the all people who celebrated our wedding!
    GRAZIE! THANK YOU! MERCI! ARIGATOU!

    We hope that we will be able to post more photos of our wedding.
    Now, we are working on minimizing the size of our photos.

    more photos? click Wedding in Italy

    Thursday, August 11, 2005

    旅ぶろぐ。

    PICT0132

    日本の家族がやって来た2日は、なんと5つ★ホテル(というより、屋敷だな…)に宿泊。
    マウリッツィオ兄ちゃんがオーナーと友達で、私たちに内緒でこの場所を予約してくれていました。
    古い屋敷を改築して利用されているこのホテルは、外の世界とは流れる時間も、空間も別世界。

    私たちの宿泊したお部屋はベッドルーム+リビング+大きめバスルーム
    (弟と父の部屋はジェットバス付き。Bambinaと母の部屋にはバスタブ+シャワールーム付き)
    -Villa Torretta-
    Via Milanese,3-20099 Sesto San Giovanni (MI)
    Tel:+3902241121
    Fax:+3902241128000
    info@villatorretta.com


    PICT0136
    同じくVilla Torretta。夜の回廊も素敵です。

    PICT0158
    挙式後はベルガモの丘にあるB&B『La Valletta』に宿泊。深夜遅くに戻り、翌朝は7時半には出発したので、ゆっくりとすることは出来ませんでしたが、テラス付きのお部屋はとても素敵でした。
    トスカーナ地方を思わせる景色が目の前に広がっています。次回はテラスのチェアーでのんびりしたいな〜。
    -LA VALLETTA-
    Via Castagneta 19 Bergamo
    Tel:+39-035-242746

    PICT0171
    Arena in Verona
    前日は挙式の疲れもそのままにヴェネツィアへ。
    翌日はここ、ベローナでオペラ鑑賞。

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    ベローナの街は「ロミオとジュリエット」の舞台。
    世界中の観光客がこのテラスを見学にやってきます。

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    ジュリエットの銅像。右胸はgood luckの象徴だとか。

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    開演前のアレーナ。高いお席のお客様はみんな素敵にドレスアップ。
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    夕暮れとともに、開演。観客がキャンドルに灯をともし、会場をライトアップします。
    揺れるキャンドルの明かりが、ますます雰囲気を盛り上げてくれます。

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    第1幕の様子。

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    フィレンツェは1泊2日。
    彫刻がたくさんあるフィレンツェ。こんな所をゆっくり見た人はいるかしら?

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    ベッキオ橋で出会ったお犬様。

    PICT0205
    フィレンツェ猫。


    8月は観光シーズンで、イタリア各地はどこも観光客で溢れかえっています。
    ヴェネツィアは暑いし、人は多いしで歩き回るにはちょっと面倒です…(前回は10月で人でも少なくてよかったのですが…)
    ミラノではダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を見学。第2次世界大戦のミラノ空襲では、この絵の壁だけがなぜが残っていた…という事実には驚きました。

    ベローナは小さい街ですが、ゆっくり散策するには良い街だと思います。街並も素敵でした。
    ショッピングも十分に楽しめます。(セール中なので、かなりお得でしたよ。)

    フィレンツェは例外なく美しい場所です。
    ただ、月曜日は美術館などはお休みですので気をつけて。
    夕食には「フィオレンティーナ」(フィレンツェ産ステーキ)をいただきました。
    お気に入りのレストランは夏休みで行けず…。変わりに、観光スポットらしきレストランへ。
    でも、なぜか地元特産の「フィオレンティーナ」を食べたのは私たちだけ。
    満席のお店ではみんな「パスタ」か「ピザ」…。私たちのテーブルに出てきた鉄板のステーキを見て
    「あれは何だ?あんな物があったのかー!」っと後悔の声があちらこちらから聞こえました。
    もちろん、ワインも料理に合わせてチョイスです。

    それから、歩いている途中に運良くおいしいシチリア産ジェラートのお店を発見。

    "GELATERIA CARABE' "
    Firenze
    via Ricasoli 60/r

    Forte dei Marmi(Vittoria Aquana)
    via P.I. da Carrara 23d
    100%フレッシュフルーツの柔らかジェラートにフレッシュクリームをトッピング。
    ずいぶん前には、日本の雑誌取材があったようで、その雑誌が店頭に置いてありました。